札幌は、いま全国のサウナーから熱い視線を集める「北のサウナ都市」。すすきのには24時間営業の老舗サウナから最新の滞在型サウナまでが徒歩圏にひしめき、サ活のためだけに札幌へ飛ぶ愛好家もいるほど。最大の名物は、雪国ならではのキンキンに冷えた外気浴。冬は氷点下の外気が天然のクールダウン装置になり、雪を眺めながらととのう体験は本州では味わえない格別さです。本記事では札幌市内のサウナを8施設厳選し、すすきの・札幌駅・大通のエリア別の楽しみ方とあわせてまとめました。
札幌サウナシーンの特徴と選び方
雪国仕様の外気浴が名物の「サウナ都市」
北海道はサウナ愛好家の間で全国有数の激戦区として知られ、その中心が札幌、とりわけすすきのエリアです。夜の街のカルチャーとして24時間型サウナが古くから根付き、2024年〜2025年には大型サウナの新規開業が相次いで、新旧の名店が徒歩圏で競い合っています。
そして札幌サウナの代名詞が、雪国仕様の外気浴。冬は氷点下の冷気が「天然の水風呂」のように働き、露天スペースのある施設では雪見ととのいという札幌ならではの体験ができます。ただし真冬は体が冷える速度も段違い。短時間で切り上げる・頭部を保温するといった雪国ルールもセットで覚えておきましょう。
サウナを選ぶ4つのチェックポイント
| チェックポイント | 内容 | |---|---| | 施設タイプ | 24時間サウナ・ホテルスパ・銭湯サウナ・滞在型サウナ | | サウナの種類 | 高温ドライ・低温高湿・オートロウリュ・アウフグース(熱波) | | 水風呂の温度帯 | 一桁台のシングルから、16℃前後の定番帯、冬は外気浴も強力 | | エリア・利用シーン | すすきの・札幌駅・大通/観光・出張・宿泊兼用・深夜利用 |
札幌はロウリュ・アウフグース文化が濃く、熱波イベントを毎日開催する施設もあるほど。初心者の方は無理のないセット数から試しましょう。基本の入り方はサウナ初心者向けの入り方ガイドを参考にしてください。
ロウリュとは? 熱したサウナストーンに水をかけ、蒸気で体感温度を上げるフィンランド発祥の入浴法。スタッフがタオルで熱波を送る「アウフグース」と、機械が自動で行う「オートロウリュ」、利用者自身が行う「セルフロウリュ」があります。
札幌のおすすめサウナ施設8選
1. ニコーリフレ(すすきの)
公式Instagram: @nikoh_refre
地下鉄すすきの駅から徒歩数分、「北の聖地」と呼ばれる男性専用のサウナ&カプセルホテル。最大の名物は1日十数回開催されるロウリュパフォーマンスで、個性豊かな熱波師たちが繰り出す熱波はエンタメ性・熱量ともに全国屈指です。サウナは100℃超級のロッキーサウナと、じんわり温まるゲルマニウムミストサウナの2種類。水風呂は16℃前後の備長炭水風呂で、灼熱のロウリュ後に飛び込む一杯は格別。24時間営業・カプセルホテル併設で、深夜サウナから宿泊拠点まで一手に担う札幌サ活の大本命です。
2. ザ・センチュリオンサウナ レスト&ステイ札幌(すすきの)
公式Instagram: @centurion_sapporo
すすきの駅から徒歩数分、旧センチュリオンホテル札幌を「サウナ特化型」として2024年に再生させた男性専用施設。2種類のストーブを備えた100℃超級の高温サウナと、一桁台のシングル水風呂という強烈な温度差が最大の武器で、「温度差の殿堂」の異名を持ちます。水風呂は2段構えなので、シングル未経験者でも段階的に挑戦しやすい設計。アウフグースイベントや数千冊のマンガコーナーなど滞在の楽しみも豊富な24時間営業で、深夜すすきのの「シメサウナ」需要も受け止める一軒です。
3. goodsauna & spa SAPPORO(すすきの駅直結)
公式Instagram: @goodsauna_spa
すすきの駅直結の複合施設「COCONO SUSUKINO」内に2025年秋開業した、札幌最大級のサウナエリアを誇る滞在型スパ。プロデュースには"ととのえ親方"こと松尾大氏が参画し、オートロウリュ対応のサウナ室と16℃前後の水風呂、ラウンジやワークスペースまで揃った「暮らすようにととのう」空間が話題です。男女それぞれにサウナエリアがあり、カップル・友人同士でも利用しやすいのも嬉しいところ。日をまたぐロングステイも可能な営業スタイルのため、映画や食事とあわせて1日こもる「サウナ滞在」という新しい過ごし方が実現します。
4. スゴイサウナ 札幌すすきの店(すすきの)
公式Instagram: @sugoisauna_susukino
すすきの駅から徒歩数分、2025年春に開業した男女ともに利用できる大型パブリックサウナ。北海道初上陸となる**マグマスパ式の低温高湿サウナ(65℃前後)**が主役で、低めの温度なのに驚くほど発汗できる「時短サウナ」として口コミ評価が急上昇中です。水風呂は14℃前後としっかり冷え、メリハリのあるセットが短時間で完結。朝ウナや呑む前のクイックサ活に加え、熱すぎるサウナが苦手な方やサウナデビューの同伴者を連れて行く施設としても有力候補です。
🧖関連商品折りたたみサウナマット 個人用 携帯タイプ¥1,980すすきのは新旧サウナが徒歩圏に密集する日本屈指のハシゴエリア。複数施設を巡るなら、折りたたみサウナマットを1枚カバンに入れておくと、混雑時のベンチでも衛生面の不安なく座れます。
5. すすきの天然温泉 湯香郷(すすきの)
公式Instagram: @jasmacplaza
すすきのの歓楽街の只中、ジャスマックプラザホテル内にある天然温泉スパ。すすきのにいながら本格的な天然温泉とサウナを一度に楽しめるのが最大の強みで、高温サウナ・低温サウナの2種類と水風呂、檜の露天風呂を完備します。ホテルスパらしい落ち着いた館内は、ネオン街の喧騒から一歩離れてじっくり湯浴みしたい日にぴったり。冬は露天エリアで雪を眺めながらのクールダウンも叶い、「温泉×サウナ×雪見」という北国の贅沢を一度に味わえます。宿泊とセットの利用も優秀です。
6. ガーデンズキャビン(大通)
公式Instagram: @gardens_cabin
地下鉄大通駅から徒歩数分、札幌の中心部に建つキャビンタイプの宿泊施設。カプセルホテルとビジネスホテルの中間のような快適な客室に加え、大浴場にはロウリュ対応のサウナを完備し、薬湯や寝湯まで揃うコスパの高さで人気です。男女それぞれ専用フロア・専用浴場に分かれており、女性のひとりサ旅の宿としても心強い選択肢。日帰り入浴にも対応し、大通公園観光の合間に立ち寄る「街ナカサウナ」としても使えます。札幌駅へもひと駅という立地の万能さが光ります。
7. JRタワーホテル日航札幌 スカイリゾートスパ プラウブラン(札幌駅直結)
公式Instagram: @jrtowerhotelnikkosapporo
札幌駅直結のJRタワー高層階に位置する、地上約100mの天空スパ。札幌の街並みを見下ろしながら湯浴みできる圧倒的な眺望と、地下深くから湧き出す天然温泉が二枚看板です。男女それぞれにフィンランドサウナと水風呂を備え、男性側はスチームサウナ、女性側はテルマリウムサウナと構成が異なるのも面白いところ。大人向けの静かな空間(18歳以上限定)なので、出張の締めや旅の最終日の「ご褒美サウナ」に最適。空港へ向かう前に立ち寄れる動線の良さも見逃せません。
8. 月見湯(月寒)
公式Instagram: @sapporotsukimiyu
地下鉄東豊線・月寒中央駅から徒歩圏、昭和30年代創業の老舗銭湯でありながら、サウナーの間で「札幌銭湯サウナの雄」と評される一軒。フィンランド・HARVIA社のストーブを備えたサウナ室では熱波師によるロウリュイベントが定期開催され、銭湯とは思えない熱気に包まれます。真骨頂は露天スペースでの外気浴。夜は店名どおり月を見上げ、冬は雪を浴びながらととのう北国銭湯サウナ体験が、銭湯価格帯で楽しめます。地元客と観光サウナーが混ざり合う、あたたかい下町の空気も魅力です。
エリア別ガイド|すすきの・札幌駅・大通で選ぶ
すすきのエリア|日本屈指のサウナ密集地帯
すすきのはニコーリフレ・ザ・センチュリオンサウナ・goodsauna & spa SAPPORO・スゴイサウナ・湯香郷が徒歩圏に収まる、全国でも稀有なサウナ密集エリア。熱波ならニコーリフレ、温度差ならセンチュリオン、滞在型ならgoodsauna、時短ならスゴイサウナ、温泉なら湯香郷と、気分で選び分けられます。24時間営業の施設が複数あり、深夜サウナや始発待ちサ活に対応できるのも強み(飲酒直後の入浴は避け、十分に酔いを醒ましてから)。
札幌駅エリア|旅の始まりと締めに
札幌駅では駅直結のプラウブランが筆頭。眺望と天然温泉で旅の疲れをリセットしてから空港へ向かうルートが鉄板です。大通・すすきのへも地下鉄で数分なので、札幌駅を拠点に夜はすすきのサウナへ繰り出す二刀流も容易です。
大通エリア|観光と両立する街ナカサウナ
大通公園・狸小路の観光やショッピングと組み合わせるならガーデンズキャビンが便利。宿泊とサウナを一体で確保でき、日帰り入浴でも使えます。すすきのへは徒歩圏なので、宿は大通・サ活はすすきのという組み立てもおすすめです。
月寒・郊外エリア|ローカル銭湯サウナを味わう
中心部から少し足を延ばせるなら、月寒の月見湯へ。地下鉄で気軽に行ける距離で「地元の銭湯サウナ文化」に浸れます。観光型の大型施設とは違う、地元の空気感ごと味わうのが銭湯サウナの醍醐味です。
冬の札幌サウナを快適にする持ち物
札幌サウナの主役である冬の外気浴は、気持ちよさと引き換えに「冷えすぎ」のリスクも伴います。氷点下の外気は想像以上に早く体温を奪うため、外気浴は短めに切り上げ、頭部を保温するのが雪国サ活の基本。濡れた髪のまま氷点下に出ると頭部から一気に熱が逃げるので、サウナハットが本州以上の実用装備になります。
🧖関連商品ウールフェルトサウナハット 無地¥2,480ウールフェルトのサウナハットは、サウナ室では高温から頭髪を守り、冬の外気浴では頭を冷やしすぎないための防寒具としても働く一石二鳥のアイテム。雪見外気浴を長く楽しみたい札幌サ旅とは特に相性抜群です。選び方の詳細はサウナハットの選び方ガイドへ。湯冷め対策など冬サウナ全般のコツは冬のサウナの楽しみ方ガイドにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 札幌で深夜に利用できるサウナはありますか?
A. あります。すすきののニコーリフレとザ・センチュリオンサウナは24時間営業で、深夜サウナ・オールナイト滞在の定番。goodsauna & spa SAPPOROも日をまたいでロングステイできる営業スタイルです。宿泊すれば深夜と早朝の2回ととのう「泊まりサ活」も可能です。
Q2. 女性も利用できる札幌のサウナはどこですか?
A. goodsauna & spa SAPPORO・スゴイサウナ 札幌すすきの店・湯香郷・ガーデンズキャビン・プラウブラン・月見湯は女性も利用可能です(男女別エリア・浴場)。ニコーリフレとザ・センチュリオンサウナは男性専用のため、グループ訪問時はご注意を。
Q3. 札幌駅から近いサウナはありますか?
A. 札幌駅直結のプラウブラン(JRタワーホテル日航札幌)が最有力です。また地下鉄で大通のガーデンズキャビンへはひと駅、すすきの各施設へも数分のため、主要サウナのほぼ全てが「札幌駅からすぐ」の感覚で回れます。
Q4. 真冬でも外気浴はできますか?
A. できます。むしろ氷点下の外気浴こそ札幌サウナ最大の名物です。月見湯の露天スペースや湯香郷の露天エリアでは雪見ととのいも体験可能。ただし体が冷える速度が速いため、1回を短めにし、サウナハットや足元の保温で「冷やしすぎ」を防ぐのがコツです。
まとめ|雪国のととのいは札幌で完成する
札幌のサウナシーンは、熱波文化を築いてきた24時間型の老舗、天然温泉のホテルスパ、地元に愛される銭湯サウナ、続々誕生する最新大型施設までが半径数kmに凝縮された、全国でも指折りの充実ぶり。灼熱のロウリュ、シングル水風呂、そして氷点下のキンキンに冷えた外気浴——この振れ幅こそ雪国・札幌でしか味わえない価値です。まずはすすきの・札幌駅・大通の行きやすい1〜2軒から、あなたの「北のホームサウナ」を見つけてみてください。


