瀬戸内の中心都市・広島は、実はサウナ選びの自由度がかなり高い街。流川・薬研堀の歓楽街には老舗の男性専用カプセルサウナと天然温泉の銭湯が構え、本通や八丁堀には男女で楽しめる新世代サウナや薪ストーブサウナが続々と誕生しています。しかも主要施設のほとんどが路面電車の電停から徒歩圏という回遊のしやすさ。本記事では広島市内のサウナを8施設厳選し、広島駅・八丁堀・流川などエリア別の使い分けとあわせてまとめました。
広島サウナシーンの特徴と選び方
路面電車で巡れる「コンパクトなサウナ都市」
広島市のサウナはその多くが中区の中心部——八丁堀・胡町・本通・流川エリアの徒歩圏に集まっています。広島駅から路面電車(広電)に乗ればおおむね10〜15分でアクセスでき、「出張の夜に1軒、翌朝にもう1軒」というハシゴが成立しやすい、全国でも珍しいコンパクトなサウナ都市です。
土台にあるのは、歓楽街・流川とともに育ってきたカプセルホテル併設型の男性専用サウナ文化。近年はそこに水着着用の男女サウナ、完全個室サウナ、薪ストーブの予約制サウナといった新世代の選択肢が加わり、女性やカップルにも門戸が広がりました。郊外の天然温泉スーパー銭湯も充実しており、平和記念公園や宮島観光と組み合わせた「サ旅」の目的地としても注目されています。
サウナを選ぶ4つのチェックポイント
| チェックポイント | 内容 | |---|---| | 施設タイプ | カプセル併設・銭湯・スーパー銭湯・個室/予約制サウナ | | サウナの種類 | 遠赤外線・フィンランド式・薪ストーブ・オートロウリュ・チムジルバン | | 男女利用 | 男性専用か、男女利用可(水着着用/男女別浴)か | | 利用シーン | 出張・深夜利用・観光ついで・カップル/グループ・休日ゆったり |
広島は男性専用の老舗サウナが強いため、女性やカップルは「男女利用可」の施設を先に押さえるのがコツ。サウナが初めての方は、セット数や水分補給の基本をサウナ初心者向けの入り方ガイドで予習しておくと安心です。
オートロウリュとは? 熱したサウナストーンへ機械が自動で水を噴射し、蒸気で体感温度を一気に引き上げる仕組み。手動のロウリュと違い、一定間隔で確実に「熱の波」が来るのが特徴です。
広島のおすすめサウナ施設8選
1. 広島カプセルホテル&サウナ ニュージャパンEX(流川・薬研堀)
公式Instagram: @sauna_nj_ex
広島随一の歓楽街・流川、薬研堀エリアに立地する男性専用のカプセルホテル&サウナ。広電・胡町電停や銀山町電停から徒歩圏で、広島駅から路面電車1本の好アクセス。フィンランドサウナ・遠赤外線サウナ・ミストサウナと複数の熱空間を備え、岩盤浴も併設する広島サウナの代名詞的存在。早朝から深夜までロングランで利用でき、カプセル宿泊と組み合わせれば「夜サウナ→就寝→朝ウナ」の黄金ルートが1軒で完結します。出張・ひとり旅の拠点として鉄板の1軒です。
2. カプセル&スパ グランドサウナ広島(流川・薬研堀)
公式Instagram: @grandsauna_h
同じく薬研堀エリア、胡町電停から徒歩約5分の男性専用カプセル&スパ。カラッと熱い遠赤外線サウナに塩サウナ・スチームサウナ、さらに温度帯の異なる複数の水風呂を備え、その日の体調に合わせて温冷の組み合わせを選べるのが持ち味です。展望浴場や屋上スペースで得られる開放感も魅力で、飲んだ後の深夜チェックインから翌朝の朝ウナまで柔軟に対応。ニュージャパンEXと並ぶ「流川2大カプセルサウナ」で、2軒ハシゴで"整い比べ"を楽しむサウナーも多い名物施設です。
3. サウナ海 -sauna kai-(本通・紙屋町)
公式Instagram: @sauna_kai2
広電・本通電停から徒歩約2分、本通商店街エリアに登場したサウナ専門店。水着着用で男女一緒に楽しめる大衆サウナと、ソロ・ペアで使える完全個室サウナの2形態を1軒で選べるのが最大の特徴で、カップル・夫婦サウナーの受け皿として広島では貴重な存在です。個室ではセルフロウリュやアロマも楽しめ、アメニティ充実で手ぶら利用しやすいのも嬉しいところ。原爆ドームや平和記念公園から徒歩圏のため、観光の合間の「ととのい休憩」にも組み込みやすい立地です。
4. MACHI:SAUNA HIROSHIMA(八丁堀・鉄砲町)
公式Instagram: @resauna_
広電・八丁堀電停から徒歩約5分、鉄砲町にあるセッション予約制のサウナ。薪ストーブと電気ストーブを組み合わせたハイブリッドサウナが看板で、夜の時間帯には薪が焚かれ、パチパチという音とやわらかな熱、木の香りを街なかで味わえます。深さのある水風呂はしっかり冷えたセッティングで、インフィニティチェアを並べた休憩スペースまで動線も良好。男女で利用でき、予約制で混雑が抑えられているため、静かにサウナと向き合いたい人にこそ薦めたい新世代型です。
5. 広島パシフィックホテル サウナ亀の家(上八丁堀)
公式Instagram: @hiroshimapacifichotel1231
八丁堀エリアのビジネスホテル「広島パシフィックホテル」に併設された男性専用サウナで、宿泊者以外の日帰り利用にも対応。約100℃の高温ドライサウナに短い間隔のオートロウリュが組み合わさる質実剛健なセッティングで、体感の立ち上がりが早く、短時間でもしっかり整えると広島サウナーの支持を集めています。水風呂は14℃前後のキリッと冷たいタイプで温冷のコントラストも明快。ビジネス街から徒歩圏で仕事帰りの1時間サ活に最適。朝風呂営業も出張族には見逃せません。
6. 音戸温泉(流川・田中町)
流川・薬研堀の歓楽街から徒歩すぐ、田中町にある天然温泉の銭湯。地下深く十数年がかりで掘り進めて湧出させたという塩化物泉が名物で、繁華街のど真ん中で「天然温泉×サウナ×水風呂」が銭湯価格帯で完結するという、全国的に見てもかなり希少な1軒です。サウナはコンパクトながらしっかり熱いドライタイプで、ジェットバスや薬湯など浴槽のバリエーションも豊富。地元常連と観光客が入り混じる下町の空気感も魅力で、会食前後のリセット湯にも重宝します。
7. 宇品天然温泉 ほの湯(南区・宇品)
公式Instagram: @honoyu_ujina
広島港方面・宇品エリアの天然温泉スーパー銭湯。広電・宇品二丁目電停から徒歩約10分、市中心部からバスでもアクセスできます。サウナストーンに定期的に水が撒かれる高湿度セッティングのサウナは発汗の立ち上がりが早く、水風呂もしっかり冷えた本格派。露天スペースでの外気浴まで含めて動線よくまとまっています。天然温泉の湯船の種類も多く、家族連れからソロサウナーまで幅広く受け止める地域密着型の実力店です。
8. 塩屋天然温泉 ほの湯楽々園(佐伯区・楽々園)
公式Instagram: @honoyurakurakuen
広電宮島線・楽々園駅から徒歩約5分、宮島方面へ向かう途中に立ち寄れる大型温泉施設。源泉かけ流しの塩屋天然温泉を軸に十数種類の湯船を備え、韓国式低温サウナ「チムジルバン汗蒸洞」と、熱・音・光・風を組み合わせた演出型ロウリュアトラクションが名物です。サウナの楽しみ方の幅は広島エリア随一で、半日単位でゆったり過ごす休日サウナに最適です。
エリア別ガイド|広島駅・八丁堀・流川でサウナを選ぶ
広島駅エリア
広島駅の駅ナカ・駅直結に大型サウナは多くありませんが、悲観は不要。駅前から路面電車に乗れば、胡町・銀山町(ニュージャパンEX、グランドサウナ広島)へ約10分、八丁堀(サウナ亀の家)へも約10分と、主要サウナがほぼ「駅勢圏」に収まります。新幹線までの待ち時間に1セットだけなら、荷物を駅のロッカーに預けて身軽に往復するのがおすすめです。
八丁堀・鉄砲町エリア
広島一のビジネス・ショッピング街である八丁堀は、仕事帰りサ活の本拠地。サウナ亀の家は短時間で確実に整えるオートロウリュ型、MACHI:SAUNA HIROSHIMAは薪の熱をじっくり味わう予約制と、方向性の違う2軒が徒歩圏に共存しています。「平日はサクッと亀の家、週末はゆっくりマチサウナ」という使い分けが理想形です。
流川・薬研堀エリア(深夜サウナの聖地)
中四国最大級の歓楽街・流川と薬研堀は、広島の深夜サウナの聖地。ニュージャパンEXとグランドサウナ広島の2大カプセルサウナが深夜帯の受け皿となり、終電を逃してもサウナ→カプセル泊→朝ウナで翌朝リセットできます。銭湯派には天然温泉の音戸温泉、個室派には完全個室型のLASPA(流川町)と、飲みの街とは思えないほど選択肢が厚いエリアです。なお飲酒直後のサウナは脱水リスクが高いため、水分補給と休憩を挟んでから入りましょう。
本通・紙屋町・宇品・楽々園エリア
観光の中心・本通〜紙屋町では、男女利用可のサウナ海が観光動線に組み込みやすい存在。市南部の宇品は宇品天然温泉 ほの湯、西部の楽々園はほの湯楽々園がそれぞれ天然温泉スーパー銭湯の拠点で、宮島観光の行き帰りに寄り道する「観光×温泉サウナ」ルートが人気です。
広島サウナ巡りの持ち物|ハシゴを快適にする2つの相棒
路面電車でハシゴできる広島では、マイサウナグッズの有無が快適度を左右します。銭湯系はアメニティが最小限のこともあるため、最低限の2点をカバンに忍ばせておきましょう。
🧖関連商品折りたたみサウナマット 個人用 携帯タイプ¥1,9801つ目は個人用のサウナマット。座面の熱さ対策と衛生面の安心を両立でき、音戸温泉のようなコンパクトな銭湯サウナから大型施設まで場所を選ばず活躍します。折りたたみタイプなら流川→八丁堀→本通と1日3軒回るハシゴ旅でも荷物になりません。
🧖関連商品ウールフェルトサウナハット 無地¥2,4802つ目はサウナハット。亀の家の高温オートロウリュやグランドサウナ広島の遠赤外線サウナのような熱の強い施設では、頭部を熱から守るだけでのぼせにくさが段違いに変わり、1セットの質が上がります。ウールフェルト素材は断熱性と吸湿性のバランスが良い万能タイプ。選び方の詳細はサウナハットの選び方ガイドにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 広島駅から一番アクセスしやすいサウナはどこですか?
A. 路面電車を使うのが正解です。胡町・銀山町電停エリアのニュージャパンEX・グランドサウナ広島(いずれも男性専用)、八丁堀電停エリアのサウナ亀の家(男性専用)へは広島駅からおおむね10分強。女性や男女グループなら本通電停徒歩圏のサウナ海が第一候補になります。
Q2. 広島で女性も利用できるサウナはありますか?
A. はい。サウナ海(水着着用の男女サウナ+個室)、MACHI:SAUNA HIROSHIMA(男女利用可・予約制)、音戸温泉(男女別の銭湯)、宇品天然温泉 ほの湯・ほの湯楽々園(男女別のスーパー銭湯)が女性対応です。ニュージャパンEX・グランドサウナ広島・サウナ亀の家の3軒は男性専用です。
Q3. 深夜に入れるサウナはありますか?
A. 流川・薬研堀エリアのニュージャパンEXとグランドサウナ広島が深夜帯の定番で、カプセル宿泊とセットで朝まで滞在できます。個室派には24時間型のLASPAという選択肢も。深夜帯は施設ごとに追加料金や清掃時間の設定があるため、訪問前に公式情報の確認をおすすめします。
Q4. 広島のサウナの料金相場はどのくらいですか?
A. 銭湯系(音戸温泉など)はワンコイン+α程度が目安で、スーパー銭湯系・カプセル系は入浴コースの内容によって幅があります。個室・予約制サウナはセッション単位の料金体系が一般的。変動があるため、最新料金は各施設の公式サイト・公式SNSでご確認ください。
まとめ|「路面電車×サウナ」で広島を整い尽くす
広島のサウナは、流川の老舗カプセルサウナ文化を土台に、新世代の男女サウナ、薪ストーブサウナ、繁華街の温泉銭湯、郊外の大型温泉施設までが路面電車1本でつながっているのが最大の魅力。出張の夜はニュージャパンEXかグランドサウナ広島、仕事帰りは亀の家、休日はMACHI:SAUNAやほの湯系列——と、シーン別の「マイ定番」を作りやすい街。まずは広島駅から電車でひと乗り、気になる1軒から試してみてください。
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