サウナ豆知識·11分で読めます

インフラサウナとは|遠赤外線サウナの仕組みと効果

「インフラサウナ」という言葉を耳にしたことはありますか?フィンランド式の熱波サウナとは異なり、遠赤外線の輻射熱でじんわりと体を温めるのが特徴です。比較的低温でも深部まで温まると言われており、サウナ初心者や熱いのが苦手な方

インフラサウナとは|遠赤外線サウナの仕組みと効果

「インフラサウナ」という言葉を耳にしたことはありますか?フィンランド式の熱波サウナとは異なり、遠赤外線の輻射熱でじんわりと体を温めるのが特徴です。比較的低温でも深部まで温まると言われており、サウナ初心者や熱いのが苦手な方にも注目されています。この記事では、インフラサウナの仕組みや特徴、従来のサウナとの違いをわかりやすく解説します。


インフラサウナとは?名前の由来から理解する

「インフラサウナ(Infrared Sauna)」の「インフラ」は、Infrared=赤外線を指します。日本語では「遠赤外線サウナ」と呼ばれることが多く、遠赤外線ヒーターを使って室内を温める方式のサウナです。

赤外線は電磁波の一種で、太陽光にも含まれています。中でも「遠赤外線」は波長が長く、物体の表面ではなく内部に直接エネルギーを伝える性質があります。魚焼きグリルやこたつの温もりをイメージすると分かりやすいかもしれません。

ロウリュサウナ(フィンランド式)との違い

| 項目 | インフラサウナ(遠赤外線) | フィンランド式サウナ(ロウリュ) | |------|--------------------------|-------------------------------| | 加熱方式 | 遠赤外線ヒーターで直接加熱 | ストーブで空気を温め、蒸気を発生 | | 室温の目安 | 40〜60℃程度 | 80〜100℃程度 | | 湿度 | 低め(10〜20%程度) | 高め(ロウリュ時に上昇) | | 加温スピード | 比較的ゆっくり | 比較的素早い | | 特徴 | 体の内部からじんわり温まる | 高温の熱波で一気に温まる |

フィンランド式は室温が高く、熱波の刺激感が大きい一方、インフラサウナは低温でも遠赤外線が体内に届くため、長めにゆっくり入浴したい方に向いているとされています。


遠赤外線が体を温める仕組み

輻射熱(ふくしゃねつ)とは

遠赤外線による加熱を「輻射熱」と呼びます。輻射熱は空気を介さず、直接物体に熱エネルギーを伝えます。これが、室温が低くても身体の芯まで温かく感じられる理由です。

日光浴を想像してみてください。気温が低くても、太陽の光が当たっている部分はポカポカしますよね。インフラサウナはこれと同じ原理で、ヒーターから放射された遠赤外線が皮膚や皮下組織に吸収され、内側から温もりを生みます。

発汗のメカニズム

一般的なサウナでは高温の空気が体表を温め発汗を促しますが、インフラサウナでは遠赤外線が皮下組織まで届くことで、より深い層から発汗が促されると言われています。ただし発汗量や速度には個人差があり、体調や室温設定によっても異なります。


インフラサウナの期待できる効果

インフラサウナに期待される効果として、以下のようなものが挙げられています。あくまで「言われている」「期待される」段階であり、医学的な治療効果を保証するものではありませんが、多くの愛好者が実感を語っています。

深部体温の上昇と血行促進

遠赤外線が体の深い部分まで届くことで、深部体温が上昇しやすいと言われています。体温が上がると血管が拡張し、血液循環が良くなることで、冷え性の改善や疲労回復に役立つ可能性があると考えられています。

筋肉・関節のほぐれ

温熱効果によって筋肉の緊張が和らぎ、関節の動きが楽になると言われています。デスクワーク後の肩こりや、運動後のリカバリーとしてインフラサウナを活用するアスリートも少なくありません。

リラクゼーション・睡眠の質向上

体温が上昇したあと、自然に下がっていく過程で副交感神経が優位になりやすく、眠りに入りやすい状態が作られると言われています。就寝前のリラックスタイムとしてインフラサウナを活用する方も多いようです。

肌へのアプローチ

大量の発汗とともに毛穴が開き、老廃物が排出されやすくなるとも言われています。サウナ後に丁寧なスキンケアを行うことで、肌のコンディション改善を感じる方もいます。


インフラサウナの使い方・注意点

基本的な入り方

  1. 事前の水分補給:入浴前にコップ1〜2杯の水を飲んでおきましょう。
  2. 室温を設定:40〜55℃前後が一般的です。初めての方は低めからスタート。
  3. 入浴時間の目安:15〜30分程度。体調に合わせて調整してください。
  4. こまめな水分補給:入浴中もすぐに水分が取れる環境を整えておくと安心です。
  5. 入浴後のクールダウン:急に動かず、ゆっくり体を冷ましながら休憩しましょう。

インフラサウナは低温なため長居しやすいですが、長時間の入浴は脱水のリスクがあります。時間管理にはサウナ用タイマーが便利です。

🧖関連商品木製サウナ砂時計 5分タイマー 壁掛け対応¥2,980

服装・持ち物

インフラサウナでは、汗を吸収しやすいサウナマットやタオルを持参するのがおすすめです。ヒーターが近い場合は直接触れないよう注意しましょう。

個人の衛生面が気になる方は、マイサウナマットを使うと快適です。

🧖関連商品折りたたみサウナマット 個人用 携帯タイプ¥1,980

こんな方には特におすすめ

  • 高温サウナが苦手・初めてサウナに挑戦する方
  • 慢性的な冷え性・肩こりを改善したい方
  • じっくりリラックスしたい方
  • ホームサウナとして自宅に導入したい方

注意:心臓疾患・高血圧・妊娠中の方などは、事前に医師に相談の上ご利用ください。飲酒後の入浴も避けましょう。


インフラサウナとロウリュサウナ、どちらを選ぶ?

どちらが「優れている」ということはなく、目的やライフスタイルによって選ぶのがベストです。

  • 刺激と爽快感を求めるなら → 高温・高湿度のフィンランド式ロウリュサウナ
  • じっくり・ゆっくり温まりたいなら → インフラサウナ(遠赤外線サウナ)

フィンランド式に慣れているサウナーの中には、インフラサウナを「物足りない」と感じる方もいる一方、「インフラサウナでこそ実感できる深い温もりがある」と語るファンも多くいます。両方を体験して、自分に合うスタイルを見つけるのも楽しみの一つです。

なお、自宅にフィンランド式サウナを取り入れる際に必要なストーンやバレルについては、こちらの記事も参考にしてみてください。


まとめ|インフラサウナで「じんわり温活」を始めよう

インフラサウナは、遠赤外線の輻射熱によって体の内側からじんわりと温めるのが最大の特徴です。室温は40〜60℃程度と低めなので、サウナ初心者や熱が苦手な方でも挑戦しやすく、血行促進・疲労回復・リラクゼーションなどの効果が期待されています。

フィンランド式サウナとは異なるアプローチで、自分の体を整える新しい選択肢として、ぜひ一度体験してみてください。自宅用インフラサウナのグッズ選びや、サウナライフをより豊かにするアイテムをお探しの方は、ぜひサウナ天国のラインナップをチェックしてみてください。

🧖関連商品木製サウナ温湿度計 壁掛け式¥2,980

サウナグッズ一覧を見る

#インフラサウナ#遠赤外線

よくある質問

Qインフラサウナとフィンランド式サウナはどう違うのですか?
A

最大の違いは加熱方式と室温です。フィンランド式(ロウリュ)サウナはストーブで空気を80〜100℃に熱し、高温の熱波で体を温めます。一方インフラサウナは遠赤外線ヒーターを使い、40〜60℃程度の低温でも輻射熱が体の内部まで直接届くのが特徴です。刺激と爽快感を求めるならフィンランド式、じっくりゆっくり温まりたい方にはインフラサウナが向いているとされています。

Qインフラサウナの入浴時間はどのくらいが目安ですか?
A

一般的には15〜30分程度が目安とされています。低温のため長居しやすいですが、長時間の入浴は脱水のリスクがあるため注意が必要です。初めて利用する方は低めの室温設定で10〜15分から始め、体調を見ながら少しずつ時間を延ばすのがおすすめです。入浴前後にしっかり水分補給することも忘れないようにしましょう。

Qインフラサウナはサウナ初心者でも安心して使えますか?
A

はい、インフラサウナは室温が40〜60℃程度と低めなため、高温が苦手な方やサウナ初心者にも比較的入りやすいとされています。ただし、心臓疾患・高血圧・妊娠中の方は事前に医師へ相談が必要です。また飲酒後の利用は避け、体調が優れないときは無理をしないことが大切です。初回は短めの時間からスタートし、自分のペースで慣れていくのがよいでしょう。

Qインフラサウナにはどのような効果が期待できますか?
A

遠赤外線の輻射熱が体の深部まで届くことで、深部体温の上昇・血行促進・冷え性の改善・筋肉や関節のほぐれなどが期待されています。また、入浴後に体温が自然に下がる過程で副交感神経が優位になりやすく、リラクゼーションや睡眠の質向上につながるとも言われています。ただし、これらはあくまで期待される効果であり、医学的な治療効果を保証するものではありません。

Qインフラサウナに入るときに準備しておくものはありますか?
A

入浴前にコップ1〜2杯の水を飲んで水分補給をしておくことが基本です。持ち物としては、汗を吸収しやすいタオルやサウナマットがあると快適に過ごせます。衛生面が気になる方はマイサウナマットを持参するのもおすすめです。また、入浴中もすぐに水分補給できる環境を整えておき、時間管理のためにタイマーを活用すると安心です。

関連コラム